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健康コラム

 

要節子の
レッツリフレッシュ!

 

第3回「水」

 毎日、気にも止めず使っている水。それでいて、私達の生活になくてはならない存在である水。水は、人間の生命をも支配しています。
 今回は、水が人間に対してどんな働きをもっているのか、取り上げてみました。

 そもそも、人間の全体重の約60%が水分だといわれています。
 この水分は、比率の違いこそありますが、血液をはじめ、各細胞組織すべてに含まれているものなのです。
 水は人間が生命を維持するために絶対に必要なものであり、水の役割は大きく分けて、以下の四つが挙げられます。

1.溶媒
2.栄養の運搬
3.老廃物質の排泄
4.体内環境の調整

 もう少し、詳しく説明しましょう。

1.について。体内では、様々な化学反応によって生命活動が維持されています。この反応に必要なのがナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの「電解質(イオン)」で、これらは水に溶けないと効果的に分解されないのです。溶媒の存在は重要です。

2.について。食物は消化され、吸収されやすい形に分解された栄養素となり、水に溶けてから血液に入りこみ、体の隅々に運ばれます。

3.は、尿のことです。脂肪や糖質が燃焼されるときにできる二酸化炭素などは、息をするときに排出されますが、タンパク質が分解されてできる窒素化合物は、最終的には水溶性の尿素として排泄されるのです。

4.は、体温の上昇を、汗をかくことで調節したり、ph値を整えたりすることです。

 水にはこんなにたくさんの働きがありますが、忘れてならないもう一つの役割があります。それは、疲労快復にも役立っているということです。

 ヒトは、運動すると喉の渇きを感じます。
 渇きを感じるというのは、完全に水分不足に陥っているという、体からの信号なのです。

 腸内で水分が吸収され、全身に行き渡り、十分に満たされたと感じるには、多少時間がかかります。だから、渇きを感じた時に水分を補給すると、つい飲み過ぎ、体液濃度のバランスが崩れ、逆に疲労感が高まってしまうことがあります。
 それを防ぐには、ひと口か、ふた口ずつ、少量に分けて飲むと良いようです。常に一定量の水分が循環しているようにすれば、大丈夫なのです。

 また、温度はなるべく8℃くらいのものを飲んだ方が、吸収も早く、体に循環されやすいでしょう。

 普段から、少し気をつければ、代謝効率もよくなって、体内の老廃物が排泄されやすくなり、調整機能も効果的に働くようになります。
 それが、疲労快復にも、大きな効果をもたらすでしょう。

 今までただの水だと思っていたのなら、どうぞ見直してあげてくださいね。

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